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飛鳥の舞

桜井市多武峯の談山神社に奉納の舞を見に行きました。学生時代の友達が舞うというので。病でからだをいためて動けなくなったところからの壮絶なリハビリと家族、医師、彼をステージに呼び戻そうと手を伸べ見守った人たちの支えが実っての 舞い舞台、見届けてくれないかと連絡をもらったのでした。近鉄桜井駅からバスで20分ほど。多武峯へと山道を走り新緑が雨の気配にいよいよ香りたつ中、神社に着きました。
大化の改新由来の神社、中臣鎌足の衣装を着けた彼は郎女に扮した踊り手を従えて、蹴鞠の庭に登場し、激しい動きはありませんでしたが動く筋肉の全てに集中し、細胞のひとつひとつに心をいたして舞い描く線は、息をするのも忘れるほど静かにすさまじいものでした。
時折、空を見据える視線は、これまでへの感謝よりも、まだ終わっていない試練に挑む強さと諦めることのない欲を湛えているように見えました。
私たちはそうやって生きていくのだと強く胸に刻みました。
途中から雨が降り出し境内の、折から満開に咲き誇る牡丹の赤がいっそう輪郭を際立たせ、舞い手に色を添えていました。      


奈良というのは不思議なところです。電車が西大寺に入ると、空気が変わるように思います。耳成(みみなし)、三輪、という地名の語感にも感覚が反応するようです。私の魂の器としての体がおそらくこの地をアイデンティティの象徴のひとつとしてきた人々の末裔だからでしょう。
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【 2009/05/07 01:08 】

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